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夢の認知機能

  • urara
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  • 2025/03/11 (Tue) 14:32:37
認知機能は、日常生活で問題を解決するために動員される一連の複雑な認知・行動機能の総称です。
また、認知状態とは、外界にある対象を知覚し、判断や解釈を行う脳の働きや過程のことです。
夢における認知状態は、新しい結びつきを試すのに最適な環境となっています。

論理をつかさどる前頭葉のスイッチは切れており、
新しい記憶を保管する海馬へのアクセスはできなくなっている。
フル稼働中の「デフォルトモードネットワーク」の脳は
最新の経験を再生する代わりに、
新皮質に点在する「意味的記憶」にアクセスします。

記憶の縦の糸はニューロンの軸索であり、シナプス結合により、長く伸びていく。
横の糸はアストロサイトの触手が離れているニューロンクラスターどうしを
絡み合わせ、ネットワークを構成する。

このネットワークを利用して、「弱いつながり」記憶を、
同時再生し、再構成する機能を夢は果たしている。
この機能が現実の問題解決を促すヒントやアドバイスを提供するのです。

弱いつながり

  • urara
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  • 2025/03/09 (Sun) 15:54:21
新奇な体験に関連する「弱いつながり」記憶。

新皮質に点在するニューロンクラスターが弱いつながり記憶としていくつか選び出されます。
その「記憶」も、あなたの「生きにくさ」によって選びだされているとしたら、どうでしょうか?
引き出された「記憶」が、あなたの「生きにくさ」をいっそう深刻なものに変えてしまいます。
偏向的な「記憶」が強化されているかもしれません。

関連する弱いつながり記憶を少しづつ解消する準備はできているのでしょうが…。
夢はときとして、あなたを迷わせます。
近い未来を予測しているのですが、「習慣的な自動思考」へと逃避しがちです。
メッセージは弱く、「現実認識」のしつこさは背景に埋没して、何も問題はないといいます。

誰の夢でもない、あなたの夢。

突然の夢

  • urara
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  • 2025/03/09 (Sun) 13:19:43
普段夢を思い出せない人が、どういうわけか夢を覚えている。
起きたとき、実際に目の前でそのイメージが浮かび出し
なんでこんな夢をみたのだろうといぶかしく思う。

夢の役割は記憶の再構成による「記憶の強化」ですから、
つながりの強化されたニューロンクラスターができたということ。

つながりが強いのですから、特に意識しなくても自動的に行動が生成されるということです。

たとえば、合コンで何人かの男性がいて、どの人がよさそうかと識別するあなたの
「現実認識」はきわめて「自動的」に立ち上がり、この人がよさそうと判断します。
これまでの「経験」がそうさせるのかもしれませんが、
どうして選んだ彼がいいのか、はっきりと説明することはできません。
でも、お付き合いを始めると想像通りの男性であってよかったという思いにあなたは満たされます。

そんなときに、夢を思い出せない「あなた」が、突然のように夢を覚えていたとしたら、
何か危機的な状況にあるということかもしれません。
新奇な経験を土台にして、あなたの「現実認識」が更新されたのですから…。
どのように「再構成」という更新がされたのかが気になりませんか。

覚えていたのには、何かしらの根拠があり、切迫している事態が発生しているかもしれません。
何でもなさそうな夢にこそ、メッセージがあるのです。

繰り返しみるわけに着目すれば?

  • urara
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  • 2025/03/09 (Sun) 13:19:05
30年以上、夢日記をつけた女性がいて、夢バンクに貴重な記録として寄贈された。
夢内容を分類してみると、ほぼ30年にわたり、同じような夢を見ていることが確かめられる。
生きにくさの解消のために、夢は生成されるのに、
何度もみていることは、いったいどのような背景があるのだろうか。


結論を言えば、「生きにくさ」を生み出す現実認識の枠組みが極めて強固だということだろう。

確かに「生きにくさ」を改善するために記憶の再構成が夢見において行われています。
新奇な体験をするたびに、現実認識の枠組みという「習慣的な反応」が立ち上がって
あなたの現実における行動をつくりだしています、
その行動を変容させようとするのが夢の役割だと確信していますが、
どうやら、改善ばかりではなく、「再発」する場合にも同じような夢を見ているようなのです。

ちょうど、喫煙や飲酒をやめようと決断し、ある程度の期間うまくいっても、
何かしらのきっかけで元に戻ってしまうように、あなたを苦しめる「生きにくさ」も
再稼働してしまう場合に、同じテーマの夢をみるということです。
夢は近い未来を予測するものですから、その夢見の展開を分析すれば、
「改善なのか、再発なのか」を見分けることはできます。

目覚めたときに感じる違和感?

  • urara
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  • 2025/03/02 (Sun) 23:02:18
バスを降りて「以前ここに来たことがあるかもしれない?」と感じたとき
過去の記憶へアクセスし、今いる場所が来たことのある場所か
初めて来た場所かを瞬時に判断しています。

あなたが目覚めた時に、家具の位置が少しだけ変わっていたり、
テーブルの上のコップに小さな花が活けられたりしたら、気づくまでに時間がかかります。

これは、現在得た情報と過去の記憶とを比較する場合には、両者の重複が多ければ多いほど、
それらを区別することが難しくなるからだと考えられています。

記憶の形成や現在得た情報と過去の記憶との比較には、
「海馬」と呼ばれる脳の器官が重要な役割を果たしています。
海馬は、CA1、CA2、CA3、歯状回という領域が連結して機能していますが、
CA2は、CA1やCA3に比べてあまり注目されていませんでした。

CA2は、CA1やCA3と性質が全く異なり、記憶している過去の環境と現在置かれている環境の
わずかな違いにより、活動パターンを変化させることが明らかになりました。

つまり、CA2は記憶の形成と更新に重要な役割を持つことが示されたということですね。

新奇な体験として、家具のずれやテーブルの上の花は、あなたがうたた寝していたわずかな時間に
恋人が訪問したのではないかと認識するわけですが、少しだけ時間がかかるようです。
目の前に恋人がいれば、瞬時に気が付くはずですが…。